《新刊案内》『地域世界』6

新刊『地域世界』6 を下記のとおりご案内します。

『地域世界』6
2023年11月1日刊
A5判
本文44ページ
定価660円(本体600円+税)ご注文
ISBN978-4-9912051-5-6

目次
東岸居士旧跡の研究―名古屋西区「東岸居士の墓碑」の変容過程………犬塚康博
二論文補遺―「稲生原古戦場跡の世界」と「「霊火の妻問ひ」と惣兵衛川」………犬塚康博

概要(本書から)
「東岸居士旧跡の研究」は、現在、名古屋市西区にある公称「東岸居士の墓碑」が、江戸時代に「東岸居士旧跡」と呼ばれて以降、場所と性格をどのように変えてこんにちに到ったのかを検討する。「二論文補遺」は、江戸時代の地誌『張州雑志』を参照して、「稲生原古戦場跡の世界」(『郷土文化』第76巻第1号、2021年)と「「霊火の妻問ひ」と惣兵衛川」(『地域世界』5、2023年)とを補う。

執筆者紹介(本書から)
犬塚康博(いぬづか やすひろ) 1956年生。千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。考古学、博物館史研究。
『戸山屋敷銅鐸考』『反博物館論序説―20世紀日本の博物館精神史』『藤山一雄の博物館芸術―満洲国国立中央博物館副館長の夢』